AFFINGER6にもステマ規制に向けた広告明記機能が登場しました。
2023年10月1日から景品表示法が変更になり、ステルスマーケティングと呼ばれる商法が違法になりました。
それを受けて、ネット上でもアフィリエイト等を掲載している記事には読者にファーストビューで分かりやすく広告表記をする必要があります。
AFFINGER6では以下のような設定ができます
- デフォルト(カテゴリースタイル)
- カテゴリー風の広告タグ
- 画像(PR)表記
- テキストではなく画像で表示
- タイトル下にテキスト表示
- タグではなく注意文として表記
今回の記事ではステマ規制対策におけるAFFINGER6の機能を解説していきます。
AFFINGER6ステマ規制対策機能
WordPressの多くのテーマで追加された機能ですが、AFFINGER6にも同じような機能が登場しました。
基本的にはアフィリエイトの内容を含む記事の冒頭に「広告」タグや「アフィリエイトを使用しています」などの文言を挿入する機能になっています。
ここから広告を一括で明記したり、文言を変更したりすることができます。
こちらのカスタマイザーではカラーの変更や角丸にしたりなど、見た目を変更できます。
AFFINGER6だけの機能
AFFINGER6の広告明記機能は以下の機能があります。
- デフォルト(カテゴリースタイル)
- カテゴリー風の広告タグ
- 画像(PR)表記
- テキストではなく画像で表示
- タイトル下にテキスト表示
- タグではなく注意文として表記
基本的には「カテゴリースタイル」か「テキスト表示」が主なんですが、AFFINGER6には「画像表記」する機能が備わっています。
画像部分を解析してみても「イメージ」として表記されているのがわかると思います。
背景透過形式(.png)での画像が使われており文言は「PR」で固定になります。
この機能は検索結果に広告が表記されるのを防ぎ、SEOに対して効果があるように作られているようです。
ステマ規制ルールとガイドライン
ステマ規制のルールについては各ASPでのガイドラインにて公式に明記されています。
各ASPガイドライン
- 2023年10月施行の景品表示法の指定告示(通称ステマ規制)に関するお知らせ|A8.net
- 【ステマ規制に伴う対応について】|アフィリエイトプラットフォームafb
- 【重要】ステルスマーケティング規制におけるバリューコマースの対応について
大手のASPでなくとも規制の対象になっているので注意してください。
また、ポチップやRinkerなどのツールで表記している場合、ステマ規制が曖昧になっていますが、記事内で広告表記をしていれば問題ないので、同じように広告を明記しておきましょう。
📢ポチップの景品表示法の対応について📢
— ひろ🐾ポチップ開発者 (@hiro_develop127) September 8, 2023
今回、ポチップでは消費者庁のリリース情報を元に、景品表示法の対応を実施しない方針としました。
以下、現時点の私の考えを示します。
ポチップでは現時点では広告明記をプラグインでは行っていない理由などの有無を、開発者さんが説明しています。
今後必要に応じて、アップデートをしてくれると思うので、基本的にはテーマ内の機能で広告機能をつけておけば問題ありません。
広告を掲載していない記事
広告を掲載していない記事(プライバシーポリシーやお問い合わせなど)には広告表示は必要ありません。
その他、通常の記事であっても広告を掲載していない場合は明記の必要がありません。
この場合は記事ごとに広告の明記を非表示にすることができます。
また、一括表示をオンにしていない場合は記事ごとに表示できるようになります。
広告表記おすすめ設定
AFFINGER6での広告表記機能について解説してきましたが、最後におすすめの設定について紹介しておきます。
迷ったらとりあえず同じように設定しておけば問題ないと思います。
- 広告を一括で明記する
- オン
- 広告テキスト
- 以下に記載
- トップページに明記する
- オフ
- スタイル
- デフォルトかテキストスタイル
テキストスタイルの場合はテキストで表記されるようになります。
基本的にはデフォルトでも問題ないと思いますが、各テーマを真似ても面白いかと思います。
各WordPressThemeのデフォルト文言
- SWELL
- 当ページのリンクには広告が含まれています。
- JIN:R
- 記事内に商品プロモーションを含む場合があります
- SANGO
- 記事内に広告を含みます
SWELLはアイキャッチ上、JIN:Rはアイキャッチ下中央揃え、SANGOはアイキャッチ下アコーディオンなど、個性があって面白いので、是非参考にしてみましょう!
自分のセンスで個性的に設定しても表記がしっかりとされていて、伝わりやすければ問題ありません。
基本的にはすべての記事へ反映しておいて、個別にオフにしたほうが漏れもなくなるのでおすすめです!
また、ASPのガイドラインにも掲載されていますが、違反した場合は提携解除や最悪アカウント停止にもなるので注意してください。