AFFINGER6ではWordPress標準だったクラシックエディタと新しく次世代として登場しているブロックエディタ(Gutenberg)の2種類のエディタが使えるようになっています。
以前からWordPressを使っている方は慣れ親しんだクラシックエディタを使いがちですが、AFFINGER6を扱っている当サイトではブロックエディタをおすすめしています。
ブロックエディタでできることはAFFINGER6でもかなり多く、初心者でも簡単に実現することができます。
今回はAFFINGER専用ブロックを使うことができるプラグイン「AFFINGERブロック」についてとクラシックエディタとブロックエディタのどちらがおすすめなのか?徹底解説していきたいと思います。
AFFINGERブロック
AFFINGERには専用のプラグインでブロックエディタを拡張する機能があります。
それが「AFFINGERブロック」です。
AFFINGER6を購入すると必ずセットで付いてくるので、ブロックエディタを使う場合は必ず入れておきましょう。
AFFINGERブロックはその場で簡単にカスタマイズできるブロックになっており、初心者でも記事を綺麗に装飾できるようになっています。
上記のように専用ブロックは15個(プラグインで増えています)あり、全てがそれぞれカスタマイズに対応しています。
各エディタの違い
クラシックエディタとブロックエディタは投稿画面の違いですが、実際に見比べてみるとだいぶ違います。
WordPressを以前から使っている方は、圧倒的にクラシックエディタのほうが使いやすいと感じると思いますが、ブロックエディタは次世代エディタとして登場して、現在もつねにアップデートを重ねています。
まずは各エディタをAFFINGER6で見比べてみましょう。
クラシックエディタ
クラシックエディタはMicrosoftのWordに入力感覚が近く、ビジュアルとテキスト入力を切り替えてコードの入力から記事の装飾まで万能にこなすことができます。
WordPressは長い間このクラシックエディタを採用しており、WordPress歴が長い方ほどクラシックエディタの方が効率よく執筆できて使いやすいと感じるでしょう。
クラシックエディタの最大の利点はWordのように直感的に入力することができて、馴染み深い事です。
デメリットとしてはコードの使い回しができなかったり、コードの入力も慣れるまでミスが多かったりと管理面での不便なところが多い印象です。
ブロックエディタ
ブロックエディタはGutenbergと呼ばれ、現在WordPressのデフォルトのエディタになります。
記事の執筆方法はブロックと呼ばれる単位で執筆することになり、装飾やHTMLもブロック単位での入力が特徴です。
クラシックエディタに慣れている人は最初はかなり使いづらい印象ですが、使いこなせればブロックをパターンごとに保存して呼び出すことができるので、執筆のスピードをかなりあげることができます。
装飾も初心者に優しく設定されており、余白なども一括設定ができるようになっていて、記事自体も見やすい印象があります。
AFFINGER6ブロックエディタ
筆者はAFFINGER6のブロックエディタについて「AFFINGER6|ブロックエディタでの使いやすさ」でレビューしています。
簡単に言うと正直微妙です。
それでもAFFINGER6でブロックエディタを使ったほうがいい理由はあります。
ブロックエディタを使う理由
- ブロックエディタは次世代のツール
- ブロックエディタは初心者向け
- クラシックも使えるとなお良い
ブロックエディタはそもそも新しいエディターでこれから主流になっていくツールです。
また、初心者はクラシックエディタよりもブロックエディタのほうが記事の質が上がります。
今後WordPressを使用していくにあたって、ブロックエディタは使えて損のない機能なので、是非マスターしてください。
オリジナルブロック
テーマごとにオリジナルブロックが存在しています。
オリジナルブロックはそのテーマ専用のショートコードが使われていて、コードの加筆を減らしてサイトを軽くしたり、通常ブロックではできない属性を与えてオリジナルな装飾をすることができます。
WordPressの標準機能で「ボタンブロック」などがありますが、テーマで専用ブロックとして付いているなら、テーマのボタンブロックを使ったほうが、装飾が豊富でかつ軽いこともあります。
装飾自体も簡単にできるようになっているのが特徴です。
記事の質を上げるブロック
ブロックエディタは初心者でも記事の質を大きく上げることができます。
違う場所はたくさんありますが、筆者がブロックエディタを使った際に大きく違うなと思ったのはカラムの選択です。
記事上でも画像を横並び(2カラム)で並べたい時はブロックエディタのほうが圧倒的に簡単です。
クラシックエディタではAFFINGERのショートコードを使っていますが、コードの状態のなのでBackspaceで無駄に消えてしまったり、実際にコードを使ってみれば使いにくさがわかります。
それに比べブロックエディタは画像の貼り付けや装飾なども直感的に選択できて、スマートフォン表示での表示方法も簡単に切り替えることができます。
その他にも広告の管理だったり文字の余白など基本的な使いやすさは、すべてブロックエディタの方が上回っています。
このようにブロックエディタは装飾において圧倒的に使いやすくなっているので、初心者でこれから始める方はブロックエディタがおすすめです。
クラシックブロック
AFFINGERは完全ブロック対応ではないので、すべての機能がブロックエディタで完結していません。
そんな時に使うのが「クラシックブロック」です。
このクラシックブロックを使うと、クラシックエディタのツールが表示され、クラシックエディタの機能が使えるようになります。
正直手間ではありますが、クラシックエディタの機能を使えばAFFINGERの機能は使い切る事ができないくらい多くなります。
AFFINGERが完全ブロック対応になるまで、このクラシックブロックも使いこなせるようになりましょう!